2016年8月1日月曜日

熊本県災害ボランティアセンター内に仮設住宅におけるボランティア活動支援受付窓口を開設しました。


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 この窓口は、被災した市町村において実施する「地域支え合いセンター」による被災者支援が開始されるまでの間、地域の状況に合わせた支援活動を円滑に進めることにより、今後の地元主体のコミュニティ形成に役立つ目的で設置しました。



 被災者の方々が、仮設住宅やみなし仮設での生活等に移りつつある現在、被災地で求められるボランティア活動は、被災者の生活支援(買物支援・調理支援・(仮設住宅などの)環境整備)・安否確認・孤立防止などの活動を中心に、交流活動・イベント実施などへの参加も求められてきます(地域によっては、力仕事を中心としたボランティア活動もあります)。

 これらの活動には、被災者とのコミュニケーション、人間関係づくりが必要となることから、比較的長期あるいは継続的(断続的)に被災地に滞在できる方が適役となります。
実際の活動は現地の職員も担いますが、ボランティアの特性が生きる重要な役割となっています。
 一方で、短期間であっても、大勢の方に来ていただいて、対応しなければならないニーズも依然あります。
 被災地支援のボランティア活動は、支援を求める被災地の方がたのニーズと、支援をしたいという方々の熱い思いによって成り立っています。
 そこで、熊本県社会福祉協議会では、JVOAD(全国災害ボランティアネットワーク)と連携し、NPOくまもとと協働して、活動のお申し出を必要とされる仮設住宅等へご紹介する受付窓口を設けることとなりました。
 なるべく多くの地区で継続的に実施ができるように、可能な限りつながせていただきます。